最近、自分の中でかなり熱いモノ、それがマルタ騎士団 、the Order of Malta。
マルタ騎士団はローマのある建物の中に存在する。けれども、ただの団体ではなく、独立国家と同等の主権を有しているとされる団体で、そのルーツは12世紀前半ごろまでさかのぼるコトが出来る。また、国連にもオブザーバーとして参加できる主権実体として認められていたりする。
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| マルタ騎士団の国章 |
日本を始めとして、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどの世界の大国と呼ばれる様な国とは外交関係を持たないけれども、96カ国にものぼる国々と国交を樹立していたりもする。ちなみに、本部(?)があるイタリアとも外交関係が存在する。(外交関係を持っている国々のリスト)
ところで、日本と国交を結んでいないっていうコトは、日本政府自体はこのマルタ騎士団を主権国家として認めていない訳で、もし、なんかの拍子でココの国籍を取ることが出来ても、二重国籍とかの問題に引っ掛からないってコトだよね?たぶん。
マルタ騎士団のweb pageを眺めていたら、
The Third Class consists of lay members who do not profess religious vows or the Promise, but who live according to the principles of the Church and the Order. They are divided into six categories:
- Knights and Dames of Honour and Devotion
- Conventual Chaplains ad honorem
- Knights and Dames of Grace and Devotion
- Magistral Chaplains
- Knights and Dames of Magistral Grace
- Donats (male and female) of Devotion
The requisites for admission to the various classes and categories are determined by the Code.
って書いてあるのを発見した。
どうやら、マルタ騎士団には3つの階級があるみたいだけど、要するに、the Codeが定める、ある一定の条件を満たすことが出来れば、マルタ騎士団に入団(?)出来るってコトだよね。最下級の階級でもいいから入れてもらいたいと思ったり。まぁ、マルタ騎士団はカトリックのルーツがあるので、そこら辺(=who live according to the principles of the Church and the Order)が難しそうではあるけど… 取りあえず、the Codeっていうモノを見てみたい。
「マルタ騎士団所属」って、なんか良くない?
騎士団だよ?騎士団。まぁ、今でも、世界の各地で慈善事業を続けているマルタ騎士団を取り上げて、「カッコいいから入ってみたい」的なコトいうのは本当によろしくないとは思うんだけど…
以下は、マルタ騎士団について等々。
Wikipediaによれば、正式名称は「ロードスおよびマルタにおけるエルサレムの聖ヨハネ病院独立騎士修道会」(Sovereign Military Hospitaller Order of St. John of Jerusalem of Rhodes and of Malta)と言う。マルタ騎士団のweb pageを見ると、the Order of Maltというのが一般的に使われているらしい。
120カ国以上において、医療援助や人道的援助を行っているコトが主な活動になっている。これは、元々のマルタ騎士団の成り立ちによるものが大きいと思う。
基本的に、マルタ騎士団についての情報はかなり少ない。しかも、イロイロな要因が物事をややこしくしてる。
まず第一に「マルタ騎士団は本当に国なのか?」っていう疑問がある。世界中の国々が、シーランド公国(つい数カ月前に売りに出ていたあの国)全く国として認めてないならば、マルタ騎士団をタダの団体として考えることも出来るけど、現実問題として、96カ国もの国々が主権を認めている。日本やアメリカは主権を認めていないけれども、それだけをもってして、マルタ騎士団をタダの慈善団体って考えるのは難しい気がする。っていうか、マルタ騎士団以前に、「国」っていうモノの定義がよく分からないことに気付いた…
国ならば、マルタ騎士団に所属している人々は国民だけど、国でないならば、所属団員でしかない。実は、マルタ騎士団は1万人以上の人口(?)を持っていたりする。バチカン市国の921人よりも全然多かったりする。ローマの建物の中に1万人以上が暮らしている訳ではないと思うけど(当たり前か)、実際にどれくらいの人々がどのような規模で関連しているのか想像しにくい。
基本的に、財政的な部分も明らかになっていない。切手やコインを売って活動資金の足しにしているっぽいけれども、メインの財政は寄付(団員から、もしくは他の慈善団体から)による物が大きいっぽい。ただ、そういう部分はActivity reportとかにも記載されていないので、全くもって規模が不透明だったりする。大体、それなりの数の海外拠点を抱えているけれども、その運営費がそれぞれの大使の持ち出しだったりする可能性も否定できないし。
元々、マルタ騎士団はナポレオン以前の時代に地中海にあるマルタ島を拠点としていたにも関わらず、ナポレオンの侵攻で領土を失ってしまう。さらに、ややこしいのは、マルタ共和国が現在マルタ島を領有していたりするコト。マルタ騎士団はマルタ島を拠点としだしてから、マルタ騎士団と呼ばれるようになったけど、それ以前はロードス島を拠点としていて、ロードス騎士団と呼ばれていた。でも、一番最初は聖ヨハネ騎士団と呼ばれており、元々、十字軍時代に聖地エルサレムへの巡礼者を保護、援助、救護する目的で作られたモノだったらしい。
ところで、deplomatic relations = 外交関係 = 国交 = 国家承認(相手国を主権国家として認める)を前提とする、ってコトだよね?じゃあ、official relationsっていうのは何だ?外交関係を持っている国々のリストに飛んでみると、official relationsを持っている国々のリストに、ベルギー、フランス、ドイツ、ルクセンブルグ、モナコ公国、スイスがあるんだけど、diplomatic relationsとofficial relationsを明確に区別しているようなので、外交関係以下であるコトは間違いないけど、微妙によく分からない。多分、外交用語的には区別するんだろうけど、Google先生に聞いてみてもよく分からなかったりする。詳しいヒト、教えて下さい。
実は、マルタ騎士団に興味を持つようになったのは、ルームメイトとの何気ない会話から。彼はヨーロッパの小国巡りがしてみたいらしいんだけど、実際のところモナコ公国とかバチカン市国ぐらいしか知らなかったので、聞いてみたら「あー、そういえば、何とか騎士団っていう国もありますよ」って言われたのがキッカケ(Wiki::ミニ国家)。その後、世界中に存在する飛び地の話も教えてもらった。世界飛び地領土研究会っていうページがあるんだと。
なんか、そんな感じじゃないのに、意外なところから意外な話が聞けて面白かったり。
ちなみに、話を聞いてからイロイロ調べたりしてチョコチョコ書いていたので、最初の熱はちょっとは納まってしまったけど、やっぱり、まだまだマルタ騎士団員になる野望は失ってなかったりする。
追記
マルタ騎士団の本部が何となく分かるページ