やっと、やっと

December 29, 2000

やっと、終了。

なんだか、final examが終わったときのようなフレーズだけど、本当に長かったぁ。徐々に数が減ってきたとは言え、最終的に13コのapplicationの作業を完了させたのは、日本に旅立つ3時間前。

あと3時間後には飛行機に乗っているはず、雪さえ激しくなければ。

GREのscore reportを待って、12/29までBuffaloに滞在することにしたのに、結局来なかった。クリスマスシーズンで配送が遅れているんだろうけど、ここまで来ないとはねぇ…

絶体絶命かと思っていたけど、電話でscoreとpercentileを確認して、電話でadditional score reportを頼む。むちゃむちゃカネがかかる…全てはThanksgivingの大雪が始まりかと思うと本当にうんざりだ。

友達から、北海道にスキーに行って、パウダースノーだったっていうメール貰ったけど、「パウダースノー?そんなもん、こっちでは車の上に載ってるよ!」って感じ。よく分からんけど。

電話によるadditional score reportも昨日の夜やっていたら、突然systemがdownしたらしくて、いきなり使えないといわれ、一方的に電話を切られてしまうし、出発前恒例の徹夜は、溜まっていたメール書きと読書に当てようと思ってたけど、結局それもほとんど出来ず、また不義理を重ねてしまいそう。


Economistと呼ばれる人々

December 26, 2000

economist n. 1. an expert in or student of economics. 2. a person who manages financial or economic matters.

手元にあったThe Concise Oxford Dictionaryによれば、economistという言葉は上記のような意味を持っているらしい。しかしながら、単純にボクらは経済学者という和訳をeconomistに当てはめているであろうし、実際に英和辞書にはそう載っている。

しかしながら、ココで気になるのは、第一義にあるa student of economicsという部分である。

最近わかったことだけれども、アメリカでは、というよりも英語圏では、そのような使い方をするらしい。例えば、作曲を勉強していれば、例え作曲で飯を食っていなくともcomposerと名乗ることが出来るわけである。

何だかはっきりと頭の中で形になっているわけではないけれども、これは色々なimplicationを持っているような気がする。

economistに経済学者という訳を当てはめることによって、何だか偉そうな、そしてうさん臭そうなイメージを醸し出してる。(もちろん、そのうさん臭さは巷にあふれている日本の自称エコノミスト達のせいでもあることは否定できないけど)

権威主義的なものは現実と学問を遠ざけてしまうのではないだろうか。

誰が経済学を考えてもいいし、誰が好きなように曲を作ってもいい。それをeconomistなりcomposerと呼ぶことは至極全うなことのような気がする。

というわけで、今後はボクをeconomistと呼んでいただきたい(笑)


本場のChristmas

December 25, 2000

初めてアメリカでクリスマスを迎えた。

無宗教のボクにとって何のことはない、いつもと変わらない日々のうちの一日に過ぎなかった。

結局今日も一日中applyのコトをやって過ぎてしまった。

それにしても、日本では相変わらず随分と騒々しいクリスマスだったみたいだけど、25日ともなれば、全く街に出ているヒトを見かけない。

窓から見える景色も、普段ならば大通りをひっきりなしに車が通っているのが端から分かるけど、今日はほとんど車が通っていないことが良く分かる。

何か、重要な歯車が欠けてしまったかのように、この街は機能を停止させてしまっている気がしてならない。

休みに入ってルームメイトがいないせいもあるし、なにげで忙しかったりしたのでTVを全然つけていなかった。おかげでクリスマスだってコトを全く意識しない20世紀最後のクリスマスだった。

でも、いかに日本にいた時、マスコミや街の雰囲気に煽られていたかを実感。

彼女がいるとか、いないとかそういう問題を抜きにしても、あんなに、妙にみんなが浮かれて浮き足立っているクリスマスは嫌い、というより妙に気にくわない。


December 22, 2000

ここ何日か読んでいる、今年の夏に日本から持ってきたのがM.ミッチェル・ワールドロップの「複雑系」。

たぶん、これは3、4年前の爆発的な複雑系人気に火をつけたとも言えるような本だと思う。文庫本が今年の夏ごろに出たので、それを買ってみたという次第。

イロイロ複雑系に関する本を読んでみたりするものの、いまいち自分のモノとしてそれを飲み込むことが出来ない。個々の概念なり、事象に関しては理解できるけど、それを総体としてみたときに、自分なりの理解と、自分なりの言葉での説明をするということは極めて難しい。

何となく分かるんだけど、何となく分からないというような状況が、初めて複雑系のことを知ったのが大学3年の時のことだから、かれこれ4年ぐらい続いている気がする。もちろん、それを専門にやっているわけではないから、暇を見つけてはちょこちょこといろいろなものを読んできたわけである。

まだ全てを読み終わったわけではないけど、いまのところ「複雑系」を読んでいても、それまでのボクの疑問が完全に氷解して、全てがクリアになったわけではない。

でも、この本がボクに与えた影響はすごく大きい。

複雑系の研究が本格的に始まったサンタフェ研究所に集まった天才達が、己の信じる道に向かって邁進していく様が描かれている。

今までの自分は、economistになったとしても、経済学の第一線でガリガリとやっていきたいとも思わなかったし、そうしている自分さえも想像できなかった。当然、その背後には自分にそういうような能力があるとは思えないっていう漠然とした固定観念があったことは言うまでもない。

でも、ボクは今まで目標は高ければ高いほうが良い、と思って頑張ってきた訳である。自分の目標に近づくにつれて、そのレベルを下げてしまうのはナンセンス以外に何者でもないだろう。

経済学の第一線でガリガリとやっていくことが、自分の本当にやりたいことか、また自分にとって本当に幸せかどうかは別にしても、それが出来るならば、この経済学という世界では何をやっても生きていけるだろう。

ボクはサンタフェ研究所に集ったような天才では無いけれども、バリバリと活躍する天才に憧れを抱いて、それに近づこうと努力することは自由なはずだ。

と、言うわけで、志は高く。

志の低い人生は面白くない。


雪の舞う中

December 17, 2000

終了!!!

したのは、12/14のコト。どう考えてもしんどいスケジュールだったのは間違いない訳で、終わってから2日ぐらいもとの状態に戻るのにかかってしまった。

終わった当日は、テストが朝の8時からだったこともあり、残りの時間を家の掃除に当てる。睡眠不足もいいところなんだから、寝ればいいものを、やはり頭の中はある種の興奮状態で、一生懸命働く。

テスト勉強が2週間近く続いている間に、自分の部屋は汚れ放題だし、とりあえずテスト中我慢していたことを、一気に、全てやる。

部屋の掃除に始まり、風呂の掃除、キッチンの掃除、etc…

そして、熱く、そして濃いめのコーヒーを淹れて、本を読む。

本が面白すぎて、夜更かし。

本を読むっていうこと以外、全くやる気なし。溜まっているe-mailの返事を書くことさえおっくう。

そんなこんなで、2日間が過ぎていく。

今日からはapplication書きとか、e-mailの返事書きを再開する。そうしないと、ず〜っとこのままダラダラと何も生み出さずに過ごしてしまいそうなのが怖い。


息抜き、それとも…

December 9, 2000

やっと3つテストが終わった。

今日受けたのはGRE Subject test (Economics)。それにしても、3時間頭をフル回転させているのは本当に疲れる。

例えば、個人的にGRE General testのverbal sectionはハナから勝負するつもりがないから、のんびりとあまり頭を使わずに、クリックしていくだけだし、final examとかでも、時間にむちゃむちゃ追いかけられるというようなことはないから、少し自分なりに頭の回転を押さえて、回復することも出来るけど、今回は全くもってそんな余裕はなかった。

朝早いし、途中からお腹は減ってくるし、むちゃむちゃ難しかったわけでもないけど、合っているかどうかは自信ナシ。どこでトリックに引っかかっているか分からないから。

どうでもいいけど、あんなテストは受けさせないで欲しいよなぁ。確かに、General testよりは自分の関心分野で、一夜漬けとはいえ、今までの知識も整理できたんだけど、もうちょっと有効なことに時間を使いたいもんだ。

その後、いったん家に戻って昼飯を食べてから、また図書館へと出陣。3時間のテストの後ぐらいノンビリしたかったけど、無理。でも、まぁ、結局そんなに能率良く勉強できたわけじゃないけど…

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今日のasahi.comにノーベル賞を受賞した白川さんのコメントが載っていた。

「日本の科学者には社会に成果を報告しようという姿勢が欠けていた」
「学者のレベルは欧米に劣らない。社会に分かってもらう努力、もっともっと強くアピールする必要性というものを感じる」
僕自身が考えていたことと全く同じようなことを彼が考えていたのは嬉しかった。嬉しかったっていうのは適切な表現じゃないけど、でもそういう「態度」は間違いなく必要だっていうことを再確認した。

この日記のどっかにもそういうことについて書いたことが有ったような…(5/29/00)

まぁ、そういう態度も必要だけど、取りあえず経済学者になることは目標ではなく、出発点でしかない。そして、優秀な経済学者になることも、その途中経過で、フィードバックできるものを出来るだけ分かりやすく、還元し、それを役立てることが最終的なゴールだと、ふと最近考える。

そのためには今勉強しなければ…

先が長すぎる!