admission

March 30, 2001

うかった!!!

なんと、待望の合格通知が今日届いた。

昼頃起きだし、最近ほとんど料理を作ってなかったので、久しぶりに昼飯を自分で作って、洗濯して、ノロノロと学校に向かった。

卒業式に出る手続きをして、後はひたすらcomputerとにらめっこ。SASという統計データを扱うパッケージと格闘。今セメ取っているApplied Econometricsという授業の課題なんだけど、先生はこなすことしか頭に無いみたいで、丁寧な説明は皆無。

確かに、自分で調べて、悪戦苦闘して、それで獲得したモノは身に付くけど、それにしても授業はおざなりだし、たぶん、2/3の学生は付いて行けていないと思う。それでも平気なのは、midtermも無く、授業中に触れた課題を二つ完成させて、提出して、final oral examを受けるだけっていう、ある意味、余裕のカリキュラムのせい。

SASは普通のソフトと違って、分析の為のプログラムを書かなければいけない。だから、習熟するのに結構時間がかかるのに、みんなのん気なモノ。

プログラム特有の決まりがあったり、データの処理において知らなければいけないことがあるにも関わらず、そんなコトには全くmentionしない。

ひたすら、マニュアルとにらめっこ。

今日も5つほど、全く理解できないところがあってそれに4時間ぐらいを費やす羽目に。

そんなこんなでヘロヘロになりながら、図書館の閉館と共に帰宅。

ドアを開けると、ルームメイトと友達の弟がゲームに興じている。

「おめでとう」

淡々としたお祝いの言葉を貰う。でも、何のコトか分からず。

「何が?」

この時点でも、ボクは理解していない。もう、今までカレコレ10校から不合格の通知を貰ってきた。正味な話、今日来るなんて想像もしてなかった。

「US San Diegoから」と彼が言う。

初めて理解した。

「うっしゃー!」

年末、日本に帰る間際まで慌ただしく願書を書き続ける作業を繰り返し、出し終わってから、丸々3ヶ月。ようやく待ち望んでいた合格が来た。

UC San Diegoからは、残念ながら一年目の奨学金は付いていない。そんなの関係ないくらいうれしかった。

でも、次の学校が決まったら、そこまで車に乗って引っ越しすることは、あらかじめ決まっていたので、ちょっと憂鬱。カナダ側の国境から、メキシコ側の国境まで、対角線にアメリカ大陸を横断。

涙が出るくらいうれしい。

実は、願書を出す前から、UC San Diegoに行きそうな予感がしてた。移動が一番きつくて、受かったとしても素直に喜べない場所。

人生において、「イヤだなぁ」って思っているところに行くことになる羽目に陥るのはよくある話。やっぱり、予想が当たってしまった。

あと、Boston UniversityとUniversity of Pittsburghが残っているけど、たぶん、UC San Diegoを選ぶことになると思う。

元々、不合格というものに対して、すごく鈍い感情しか持っていないことは、前に書いた。

そういえば、こんなコトもあった。

中学受験時に、慶應普通部だけ受験したことがある。何でだけれども覚えていないけど、合格発表を家族全員で見に行った。

ボクの番号は無かった。

だけど、ボクは淡々としていた。その横で何故か弟が泣いていたけど。

でも、ルームメイトにGeorgetown Univ.の合格が出てから、その平常心もちょっとだけさざ波が立った。

最初は、入学出来るMA programに潜り込んで、そこでいい成績を取って、自分の行きたい大学のPh.D.に行こうと考えて、アメリカに来た。大学時代の成績とGRE+TOEFLではどう考えても、良い大学には入れるとは思わなかったから。

だから、少なくとも、Buffaloから脱出したかったことは事実。でも、もしかしたら、Buffaloに残るかもしれないかと想像したら、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ不安になってみたりした。ココの学校でいくら良い成績を取ったとしても、上位の学校には通用しないのかな?なんて思ったり。もちろん、自分の今回の準備が万全だったとは全く思えなかったから、当然といえば当然。

それにしても、自分の計画が間違っていなかったコトを証明できただけでもうれしかった。

でも、喜びに浸るのは今日まで。

paper+presentationの課題もあるし、SASのprogramingもしなければいけない。

ちょっと、ポジティブなモチベーションが出てきた。


派生物

March 29, 2001

日本人は、自分たちの利益を考えてモノを考えないのだろうか?何かをする時の主体性はどこにあるのだろうか?

ふとそんなコトを、今チョロっとずつ読んでいる本を読みながら思った。

その本は京大の佐和隆光という経済学者の書いた「市場主義の終焉-日本経済をどうするのか-」(岩波新書)である。日本の経済学者の中でも面白い視点を持ったヒトだと思うし、何冊か読んだ彼の本は面白かった気がする。

今まで読んだ範囲で理解するならば、この本では、マテリアリズム(物質主義)からポスト・マテリアリズム(非物質的なモノに価値を置く)への移行というものをキーワードに、失われた10年と表現されるような長期にわたって低迷している日本経済がこれから取るべき道を示している。

現在の状況に対する、マスコミに流布する一般的な識者の意見を、「日本型システムのアメリカ化」と「市場主義改革の断行」という二つのモノに集約して切り捨てたうえで、上記のモノをキーワードにして論じている点では、すごく興味深い。

日頃、こういう本を読んだりしないから、あまり刺激されることも少なかったけど、こういう本を読むと、イロイロなコトが頭に浮かんでくる。

当然、様々な制約から(テクノロジーの進歩、環境、資源)、また文明、もしくは人類の進化という点から、物質的なモノではなくて、無形なものから効用を得るような(経済学用語ではなくて、普通の言葉で言えば、幸せを感じる)新たな価値体系が生み出されてくるのは、ある意味、当然のことのように感じられる。

彼はその様な視点から、日本の新たな進路というものを見いだそうとしている気がするけれども、多くの識者と呼ばれる人々は、彼が切り捨てているような「日本型システムのアメリカ化」、「市場主義改革の断行」なんていう呪文を誰かに教わって唱えているに過ぎない。

ボクの目には、彼らがどっかから取ってきた、一見説得力のありそうな呪文を信じる気にはなれないし、それを酷く冷たい気持ちでしか受け止めることが出来ない。それは彼らが、本当に日本の将来や、彼らを含めた日本国民というモノを考えて、その様なコトを発言しているのだろうか?という疑問を抱かせるからである。

佐和隆光も、その様な彼らが、ある意味、社会的強者に属していることを指摘している。その様なヒト達が、ゲームをするかのような感覚で、どっかからパクってきたモノを得意顔で話す姿が気にくわない。

とはいっても、彼らにその責任の全てを負わすことは、フェアでは無い気がする。一般的に言われている「日本人にはアイデンティティがない」というコトが真実ならば、当然何かを発言することを生業としているヒト達の言葉が空虚に聞こえてしまってもしょうがない気がする。

多くのヒト達が、ボクも含めて、日本の状況を不安視している。危機感を感じて発言しようとするヒト達もたくさんいる。でも、どこかに説得力が足りない。人々を揺り動かすだけのパワーを感じない。

だからといって、誰か強力なリーダーシップを持った政治家なり、一部の人間がヒトを動かすという、ある種、開発独裁的なモノもなじむわけではない。

ムチャムチャ青いことを言っているようなことは重々承知だけど、問題意識を持つヒト達が主体性をもって、自分たちで行動しないかぎり、いくら考えうる様々な政策を打ったところで、何も変わらない気がする。

と、彼の本を読みながら、こんなことを考えていたわけである。

明日はテストなのに、「テストの前は良く寝なきゃ」を理由にこんなコトをやっていて良いのだろうか?


構造改革

March 28, 2001

小学生に構造改革をどう説明するか、というコトを考えていたので、それをココに…

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知ってる?ファイナルファンタジーの方が、ドラクエよりも戦いの場面で逃げやすいよね?意外とさ、逃げまくっても、何とか先に進めちゃうじゃない。日本の経済もファイナルファンタジーみたいなもんらしいよ、ドラクエじゃなくて。お兄ちゃんが言ってた。だから、ボクの主人公の名前「ニホンケイザイ」にしてみたんだけどね。

今までさ、ボクの「ニホンケイザイ」、弱い敵だったりしたら、簡単にやっつけたりするけど、強い敵だと逃げることが多かったんだよね。でもさ、ファイナルファンタジーでも、必ず毎回逃げることが出来るわけじゃないじゃない?「ガイアツ」とかだと、何回逃げようとしても上手く行かないことって多いよね。「ガイアツ」も悪いヤツじゃないんだよね。時には仲間にしたりすることも出来るから。まぁ、仲間にして使えるっていうメリットはあるけど、どっちにしろ手ごわい敵だよね。

今まではそこそこ上手くいってたのよ。なんだかんだ言っても、攻略本見てその通りにしたり、裏技があったり、すげぇ使えるアイテムをゲットしたりさ。最近だったら、ITとかいうアイテムが結構使えたかもね。困ったら、ITって言ってみるといいかもね?少なくともちょっと前までは結構効いたよ。街とかで会ったヒトにITって言うと、お金くれたり、色んなモノをくれたりした。

でもさ、なんだか最近行き詰まっちゃって…この間、買ってみた攻略本にもどうすればいいか書いてないし、取りあえず色々なコトを試してみたんだけど、どうしても「ケイキテイメイ」を倒せないんだよね。

やっぱり、今まであんまり戦わないで続けてきちゃったから、経験値が足りないのかなぁ?みんなは体力とかはあるって言ってくれるんだけど。取りあえず元に戻って、ひたすら戦って経験値とレベルを上げてもいいんだけど、それをしたからって倒せるかどうか分からないしなぁ。

そういう時って、一回リセットボタンを押して、最初からやり直すしか、他に方法無いよね?なんか取り忘れたアイテムがあるかもしれないし、今度はちゃんと敵と戦って経験値とレベル上げていくことにしないと。こういうの、大人の世界では「コウゾウカイカク」って言うらしいよ。

でも、リセットしてちゃんと経験値を上げていって、「ケイキテイメイ」を倒せたとしても、それでエンディングかどうか分からないんだよね。なんだか、このゲーム、マルチストーリーで、「ケイキテイメイ」を倒した先にあるのが、ハッピーエンドかどうかも分からないんだってよ。

もし、お兄ちゃんが言うように、日本経済って言うのがファイナルファンタジーみたいなモノだったら、大人も大変だよね。ファイナルファンタジーは簡単にリセットできるのに。


paperカキカキ

March 19, 2001

ふうっ、もう朝だよ。

draftを提出して、先生と生徒からのコメントをもらわなければいけない課題なんだけど、パートナーに恵まれなかった…

今回は、自分がやりたいことをやれそうなパートナーを選んだ訳だけど、これほどまでに使えないとは思わなかった。基本的なbackgroundにも欠けているし、英語も、苦手なボクが分かるくらいの、ひどい、間違った英語を書くし、経済学的にも間違っていることを書いたりする。

というわけで、彼女にやってもらった分を全て自分でやり直してたりしたら、こんな時間になってしまった(午前5時半)。

まぁ、やり直している途中で新しい発見もあったから、良しとしようかな。

こんな時間に寝たら、いつ起きれるか全く見当もつかないけど、残りの部分を仕上げなければいけないから、何としても、5時間後には起きること。(自分への戒め)


Paper & Exam

March 13, 2001

あんまりいいコトはそうそう起らないみたいだ。

今日の数学の授業の後、ふと先生が漏らした。

「2回目のテストは2週間後」

ん?

「いつですか?」

「13+14(2 weeks)は?」

なんてやり取りが耳に入ってくる。

昨日、なぜかほとんど寝れず、授業後も頭がぼ〜っとしてたから、13+14がなかなか計算できなかったけど、27じゃん。

その日は、今、悪戦苦闘しているpaperのdraftを提出する日。draftとはいっても、その後のpresentationまでほとんど時間がないから、final editionに限りなく近いものにしなければならないはず。

う〜ん、本当についてない。

家に帰ってみれば、薄っぺらい手紙が2通。StanfordとUC Berkeleyから。

UC Berkeleyは、一人のクラスメイトに早々と不合格の通知が来ていたにも関わらず、ボクへは全然音沙汰がなかったから、ないとは思いつつも、ちょっと期待してたんだけど、やっぱり落ちてた。

両方ともまっじ行きたかったんだけど、まぁしょうがないか。

とりあえず、待つのみ。

それにしても、不合格の通知があっても平然としていられる今の心境は、いい感じ。


うわっ!

March 12, 2001

もう終わってもうた…Spring Break。

NYCに行って、Paperを書き始めてetc…なんてイロイロ考えていたけど、風邪がなかなか治らなかったり、roommateの彼女が泊まりに来てたり、友達が遊びに来たりで、なかなか勉強できなかった。

ど〜しよう。

いつもだったら、それなりの全体像なり、アプローチの仕方が頭に浮かんで、テケテケ書いていくのに、最初のdraftの締め切りは近づくのに、頭の中にclear pictureは浮かばず。今日から、無理やり書き出したものの、3時間ぐらいで1ページぐらいっていうお粗末さ。

こういうときってすごくストレスが溜まる。

最初から書こうとするから悪いのかな?日本にいたときにやっていたように、思いついたパーツごとに書いていって、それを後でまとめたほうがいいのかもしれない。

どっちにしろ、気合いを入れていかないと間に合わなそう。こういう時に、先生が唸るようなpaperを書きたいっていうmotivationはすごく邪魔。

さっさと、唸らせることを諦めようかな。でも、それもシャクに触るし…

諦めて、取りあえず寝よう。


Spring Break

March 7, 2001

金曜日に授業の無いボクにとって、Spring Breakはもう始まっている。さっさとNYCに行ってくる。アメリカに来て一年半以上経つのに、行ったことが無いNYC。

日本に帰るたび、友達に「ニューヨークはどうよ?」って聞かれて困るNYC。

イロイロあったけど、刺激的な3日間を過ごせた。とはいっても、期待ほどではなかったし、時間も十分ではなかったので、今セメ卒業したら、もう一回行くつもり。

それはそうと、初めてAcceptの知らせが来た。NYCから帰ってきたら、roommateにウチの学校から合格の知らせがe-mailで届いていたにも関わらず、ボクのメールアカウントには何も届いていなかった…

ウチの学校に受からなかったら、たとえHarvardに受かったとしても、経済学をやめるって公言してただけに、内心「そんなことは無いだろう」って思いながらも、ちょっとビクビクしてたけど、結局今日e-mailが届いていた。

assistantshipとtuition scholarshipのオマケ付き。

もし、万が一、ウチの学校にしか受かってなかったとしても、学費がほぼゼロならば、一年無駄にして、他の学校の可能性を探ることも可能だから、本当に一安心。

後は、残りの結果を待つだけ。