August 30, 2001
San Diegoに来てから、ココの部屋に落ち着くまで1ヶ月以上、仮住まいをしていた。今の部屋にはCATVはおろか、TVも無い。だけど、仮住まいの間は、好き放題CATVを見ることが出来た。
部屋が決まってなくて、何もすることが無かったのも手伝って、明けても暮れてもTVばっかり見ていた。
深夜になると、それは顕著になる。何が?って、流れてくるCMのバカさ加減である。
これを飲むだけで、オッパイのナントカ細胞が刺激されて、豊胸手術をしないでも見る見るウチにバストアップ!!!
とか、
オレンジから抽出された成分の働きで、これを飲めばナント2日で20lbs(=約9kg)も痩せます!
ほんと、いくらでも突っ込みたくなるようなモノばかり。
そんなに画期的な商品なら、なんでゴールデンタイムに流さないの???という素朴な疑問はさておき、本当に売れているのだろうか?っていうのがまっとうな疑問。
と言う訳で、語学プログラムに居る間に、アメリカ人(とは言っても、こっちで小さいころから育った中国人。)に聞いてみた。
そしたら、
アメリカ人は科学に弱いから、疑いも無しに買っちゃうのよ。
だって。
っていうか、科学とかそういう問題じゃなくて、常識とかそういう問題だと思うんだけど…
いくら、深夜の放送枠とはいえ、あんだけ大量に、そして毎日流すくらいだから、それなりに資金も必要だろうし、少なくとも、それをまかなえているらしい。
そんな国なのに、一方では科学技術で世界の最先端を行っている。なんだか、すごく不思議。
あっ、そう言えば、バカ具合は少し薄れるものの、日本でもそういうCMは流れているんだった。日本人も結局は同じじゃん。
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Posted by mnchk
August 26, 2001
明日から、遂にPh.D. programの授業が始まる。
ちょっとドキドキ。っていうか、ちょっとイライラ。
授業が始まるまでに、何にも問題がないようにしておきたかったのに、何故かmacの調子がおかしい。CDRで音楽CDのコピーは何の問題もなく出来るのに、fileやfolderのbackupは出来るものの、CD-ROM driveに入れて読み込もうとすると、読み込めない。
それから、イロイロなファイルのbackupを取ってあるUSB外付けHDも微妙に調子がおかしい。このままだと信頼できるbackup mediaが一個もなくなってしまう。
HDを全てフォーマットして、全てを入れ替えてみても良いんだけど、Linuxを共存させているのでそれにはムチャムチャ時間がかかる。取りあえず、MacOSの上書きインストールだけしてみたけど、何も変わらず。
そう言うのって気にしだすとすごく気になる。
あ〜、微妙にストレス。
数学の授業がそんなに厳しくならないうちにサクッとやっておこうかな。なんなら、この際、Linuxを共存させなくてもいいし。
それにしても、なんだか本当に最近、何かに付いて考えるということが少ない気がする。村上龍のやっているJMMというメールマガジンで毎週お題が出されて、以前はそれについて考えて投稿したりとかしてたけど、どうにもこうにも頭の中にいいアイディアが生まれてこない。
ボクの中で何かが変わってしまったのだろうか?
何かやらなければいけないコトに追われる生活になってしまったのだろうか?日本の大学時代にはもっと柔軟な考え方をしていたはずなのに。それは、タダ単に、以前は何も知らなかっただけで、イロイロなコトを知ってしまったがために、柔軟性を失ったように思えるだけなのだろうか?
まだまだ頭の中は自由な発想で満ちあふれている、と言い切れない自分がいる。
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Posted by mnchk
August 24, 2001
あっという間に語学プログラムの3週間は過ぎてしまった。ボクが、このプログラムのクラスに通うのはあと一日。来週からは、Ph.D. programの数学のsessionが始まる。これは、正規の授業が開始される前に、基礎的な数学の知識を補うためのモノで、ものすごい勢いで厚めの教科書をカバーしていくらしい。
今までの様に、ほぼ毎日飲んだりすることは出来なくなるかもしれない。っていうか、今までがタダの夏休みだっただけだけど。
それにしても、ヨーロッパ人の英語は分かりにくい。頼むから、必要以上に舌を丸めないで欲しい。
と、まぁ、そんな状況の中で、ふと思ったコトがある。ボクは「なんで?」っていうコトにすごく重きを置いている人間らしい。一般的に男は女よりもそういう傾向が強いみたいだけど、ボクのはたぶん、拍車がかかってるはず。
女の子の気持ちとかに、「はっ?なんで?」なんて疑問を投げ掛けても意味がないし、上手くいくわけもないのに、「ん?なんで?」って言わずにはいられない。
逆に、自分がどんな理由であったとしても納得してしまえば、それはそれでOKになってしまう。
不完全な論理機械。
それにしても、そういう部分は、自分を窮屈にさせている気がしないでもない。「気がしないでもない」なんて無茶苦茶抽象的な表現を思わず使ってしまったけど、間違いなく、自分の範囲を制限している。
セルフコントロールが上手そう、って言われることがあるけど、果たして、そう言うのって良いのかなぁと。確かに、何か目的を達成するために、自らをコントロールすることは大切だけど、それが自分の可能性を制限してしまってはなんの意味がない。確かに、ミクロ的には目標を達成できるのかもしれないけど、マクロ的には自分を狭めるコトになってしまう。
なんでなんだろ?
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Posted by mnchk
August 12, 2001
実は、8月に入ってからUCSD extensionの語学プログラムに参加している。
多くの友達に、「なんで今さら?」と言われるけど、ボクにはボクなりの事情がある。何と言われようが、英語を上達させたいのだ。
アメリカに来てからの2年間というもの、基本的には図書館籠りの生活だけだったというのは、あながち誇張ではないと思う。確かに、その時の自分の考えではBuffaloで本当にいい成績を取ることが重要だったし、それが次のPh.D. programに繋がることだったことは事実だった。
でも、終わってみると、自分的に(他人がどう評価しようとも)2年間をアメリカで過ごしてきたって胸を張って言えるほどの語学力を身に付けたわけではなかった。
Buffaloにいるとき、TESOL (Teaching of English to Speakers of Other Languages) majorの友達に聞いたことを思い出した。
一番英語を上達させる方法は、自分よりも英語が上手いnon-native speakerと会話することだと。
それにまだ学校も始まらず、San Diegoに友達もほとんどいない状態で8月一ヶ月を過ごすのは辛かったし、何しろ朝の9時から授業があるのも嬉しい。
元々、ムチャムチャ夜型人間なので、これからの一年間朝9時からの授業に出るという生活に慣れるコトもボクにとっては極めて重要なことなのだ。
そこまで語学プログラムの授業に気合いを入れず、適当にみんなと喋りつつ、自分の勉強を始めて、朝方の生活に慣れる。これがボクなりの意図。
まぁ、毎度の事だけど、これまでのところ、そこまで完璧にボクの計画が達成されているわけでもないけど、まぁ徐々にならしていこうかなと。
それにしても、この語学プログラム、日本人が多過ぎ。たぶん、全部の8割以上はいるんじゃないだろうか?当然、知らないヒト達だらけ。
どこに行っても同じ大学の出身のヤツはいるもので、結構多くの後輩がいたり。みんな結構面白いやつだけど、中には、っていうか、一人だけ同じ学校だって知って恥ずかしくなるようなヤツもいた。
別に、自分が自分の出身をすごく気にしているわけではないけど、それでも周りからすれば、間違いなくひと括りにされるわけで、なんだかなぁ〜、って感じ。
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Posted by mnchk
August 1, 2001
気付いたら、もう8月になってしまっていた。結局、7月の一ヶ月間何も書かない生活を送っていたことになる。なんだか、何にも書かない生活がずっと続くと、書かないことが当たり前になってしまって、何とも思わなくなる。
ボク自身、e-mailはかなり長いものを良く書くけど、その過程で自分の頭の中にある漠然としたものが徐々にカタチを帯びていったり、新しい発見をしたりする。
それは日記的なモノを書くのでも一緒でどちらかといえば、ボクには必要なモノだった。e-mailでは、大体が相手の言っていることに応じて返事を書く。書くという行為自体は能動的だけど、足を踏みだす時点では受動的。
でも、日記的なモノの場合は、当たり前だけど、自分でネタを考えなければいけない。毎日の生活、それ自体が切り売りできるほど面白いわけでもないし。
と、ここまで書いてみて、ふと思った。誰かを楽しませるためにボクは日記的なモノを書いているのだろうか?確かに、世の中には日記のランキングサイトなんかがあったりして、一つのカテゴリーが出来ているし、そこから本を出版したりするきっかけを得るヒトもいる。でも、ボクはそんなコトを考えている訳ではない。
本来ならば、書きたいことを書けばいいのだろうけど、ここ何ヶ月か毎日あんまり考えないで生活してきたのかもしれない。
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そういえば、昨日の夕方頃、一人のオジサンが訪ねてきた。Cable TVを使ったinternet connectionの勧誘だった。導入時にはお金がかからないというし、一ヶ月間は完全にfreeだというので試してみることにした。
それ自体の話は、あっさりと終わったけど、オジサンと話し込む。
実際に、何歳ぐらいかは分からないけど、とっくにリタイアしていてもいいぐらいの歳だった。で、驚かされたのが日本に関して相当の知識を持っていること。実際に、自分で興味を持ってイロイロ調べているらしいし、日本人の学生をホームステイさせたりしているみたいだった。
そこで、70年代の日本人学生は世界で一番優秀だったけど、だんだん質が悪化してきているという話を聞かされる。
耳が痛い。
もちろん、以前は優秀な学生が様々なカタチで援助を受けて留学して来ていたけど、今となっては普通の家庭の子供でも留学することは難しいことじゃない。Buffaloではたぶん、地方から東京に出てきて理系の学部に行くよりもはるかに安い金額で勉強が出来ると思う。そういう側面もあるから一概には言えないけど、それでも質が下がっていてもおかしくは無いと思う。
別に、ボクは他のヒト達がどうであれ関係ないけど、せっかくアメリカで勉強するチャンスを手に入れることが出来たんだから、自分ができる限りの努力をすべきだと思う。少なくとも、ボクはそうしたい。
オジサンは、日本でdrop outしたような学生を預かっていたこともあるらしい。community collegeとかにそういう学生が沢山いるということも聞かされる。
もちろん、勉強することが唯一の価値基準ではないし、実際にそういうヒト達とココで話をしたりしたわけでもないから、勝手なことは言えないけど、日本食材を扱っているMitsuwaに行ったときに軽いショックを受けたことだけは確かである。
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Posted by mnchk