因果応報

September 11, 2001

朝、何故かいつもよりもスッキリと目が覚めた。しかも、目覚ましが鳴るよりも、随分早くにである。眠たい目をこすりながら、パソコンの電源を入れ、出かける前のメールチェックをする。

すると、飛び込んできたのは、日本にいる友達から心配するメールである。

は?テロ?

全く何のコトだか分からなかった。ボクが寝ている間に何かがあったのだ。ココSan Diegoは今日の事件があった東海岸とは3時間の時差があったので、ジェット機がWorld Trade Centerに激突したときには、まだ夢も見ないような深い眠りの中だった。

慌てて、web上で情報を集めてみる。最初、信じられなかった。WTCに飛行機が激突したことも、その手段を複数の飛行機を同時的にハイジャックして調達したことも。

幸い、朝早くで、netの回線は混んでいなかったので、ABC Newsのサイトで2機目が激突するシーンを見ることが出来た。まるで、なにか映画のpreviewを見ているような感じさえする、全く非現実的なものだった。

不謹慎なのを承知で書けば、今回の計画は壮大で、しかも実現できたことが信じられないほどのモノで、感心してしまった。そして、何故かボクをソワソワさせてしまう。

クラスに言ってみると、顔を合わすやいなや、朝の事件の話が始まる。誰しもが信じられなかった様子。

正午過ぎ、クラスを終え、速攻で家に帰って、続報をチェックする。更に信じられないコトだらけだった。徐々にnet上のtraficは重くなり、映像を見ることもなかなか出来ない。

イロイロ調べていると、日本で言われていることと、アメリカで報道されていることに若干の違いがあるような気がした。日本では計11機がハイジャックされた、と報道されていたが、CNN.comや他のニュースソースを見てみても、そんなコトは書いていなかった。

更に、Canada・Mexicoの国境が封鎖されたと、報道されていたみたいだけど、学校からの帰りの車で聞いていた情報では、入国審査にいつもの数倍の時間をかけているものの、依然として入国は可能とのことだった。

今回の犯行は、イスラム過激派、特にOsama bin Laden の仕業との見方が強いみたいだ。何人かの政府高官は、彼の仕業だと断言までしている。

今まで、全く興味が無かった、というか理解できなかったイスラム世界のコトが気になって調べてみた。(ココとか)なかなか興味深い。

仮に、イスラム過激派の犯行だったとしても、それはしょうがない気がした。過去を見てみれば、明らかに彼らはアメリカにtake advantageされていたわけである。

話は脱線するが、個人的には、古代から綿々と続いてきた、領土を巡る争いは第二次世界大戦前後で消滅したと思っていた。何故ならば、それまでは比較的産業が未熟で、その国経済全体の生産要素の量がほぼoutputを規定してしまっているような経済構造で、国土を拡大するコトがより豊かになるコトに直結していたからである。例えば、単純に、田んぼの面積を二倍にすれば、取れる米の量も2倍になるように。

しかしながら、産業革命以後のより高度な経済構造と貿易の進展は、より多くの領土を保有することが、即豊かさを意味するわけではない経済構造を生み出した。

だから、領土拡大の為の争いは、経済活動の高度化とともに終わった訳である。

しかし、当然のことながら、それで完全に争いが無くなったわけではなく、冷戦が示すように、イデオロギーの対立が争いの種になっていったコトは周知の事実である。

イスラム過激派は共産主義国家である旧ソ連に対抗するという意図のもと、アメリカの援助を金銭的、軍事的にかなり受けてきた。彼らは元はといえば、アフガニスタンに置けるソ連に対抗するイスラム圏からの志願兵や活動家であった。しかし、ソ連のアフガニスタン撤退、湾岸戦争、ソ連崩壊といった事件を通じて、反米勢力となっていく。

元々は、ベトナムで懲りたアメリカが、自らの手を汚すことなく共産主義勢力に対抗しようとした結果、生み出された彼らな訳である。

ボクらは世界のニュースを西側のメディアというフィルタを通じて見てきた。その裏側にはボクらが知っているコトと全く反対の見解が存在している。

イスラム過激派が、その名の通り、過激すぎるとしても、彼らをそれに駆り立てる、マグマの様な感情を生み出してきたのはアメリカである可能性は大きい。

あの離れ業とも言えるような、テロを実行してしまう激しい感情は、ある種、納得出来るものなのかもしれない。

別に、イスラム勢力を擁護するつもりもないけど、今回の事件は、アメリカが一方的に被害者だとは思えない。

今まで、近現代のアメリカ人は本土でこれほどの人為的な被害を被ったことは無かった。いつでも、自分たちはキレイなままだった。もしかしたら、今回のコトは、今後、アメリカの世界に対する態度に若干の影響を与えるかもしれない。

実は、ウチにはTVがない。こんな、映像で見なければいけないようなコトが起こるなんて想像もしてなかったからだ。何人かの友達に、TVで見なきゃダメだ、って言われた。見たら随分と印象や考えも変わるのかな?


ドリアンその後

September 9, 2001

無事生きてます。

ただ、今週は何かと忙しかったけど。

相性が悪いと言われているドリアンとアルコールの組み合わせに、なに気でびくついていたけど、食べた翌日は何ともなく目を覚ますことが出来た。

朝、目を覚まさず、永遠の眠りについてしまうんじゃないかなんて、自分でも信じてなかったけど、それでもイロイロと言われているからには、それなりに何かがあってもおかしくない。大丈夫と思いつつも、心のどこか、正規分布で言えば、両端0.5%ぐらいのところの出来事を心配していた。

何で、そのわずかな確率の事象を無視できなかったかって言うと、食べた後、胃の中がほんのりと熱くなっているのが分かっていたからだった。

ドリアンはアルコールと出会うと、発酵して熱を出すらしい。それで、死んでしまうこともあるらしいんだけど、もし、食べた後に何にも感じなかったとしたら、何も心配しなかったのに…

取りあえず、無事目が覚めて、クラスに行ったけど、ドリアンを食べたせいか、一日中、よく放屁をしていて、しかもそれが臭かったんだよね。

ドリアン自体も、そんな臭いをしているから、ドリアンの香りがそのまま体を通過して、発酵したガスと一緒に排出されているのか、それともドリアンのせいで腸の中で何かが起こり、そのせいで屁が臭いのかどうかは良く分からなかった。と言う訳で、これは今後の研究課題。

それにしても、今回のドリアン事件を通じて、イロイロとドリアンに詳しくなった。ドリアンを試してみたいけど、強力に臭くて、食べれないんじゃないかって言うヒトには、どうやら冷凍のドリアンが良いみたい。冷凍してしまうと、熟成がその時点で止まってしまうので、そこまで殺人的な臭いをかがずに濃厚なドリアンの味が楽しめるから。

また今度機会があったら是非とも試したいもの。今回は、予算の問題で、大幅に安い冷凍モノだったけど、今度は、この物価が安いアメリカ、しかも中華系のスーパーでも、相当値の張る生ドリアンに挑戦したいもの。

というわけで、ドリアン友達募集中。


ドリアン

September 3, 2001

今日、ドリアンを食べた。

で、食べているときに思い出したコトが。

ドリアンってアルコールとの一緒に摂ってはいけないらしい、ってコトを。

ドリアンを食べる前に、ビール等を飲んでいた…

イロイロweb pageを見てみたけど、どうやら最悪の場合、死ぬこともあるらしい。

明日の朝、どうなっていることやら…

このページが一ヶ月以上更新されなかったら、ドリアンとアルコールの相性が悪くて、死んでしまったと言うコトだと思ってくれて良いかもしれない。

ドリアンはおいしいと思うけど、そんな死に方ヤダな。